深冬ちゃんが可愛かったので、諦めずになんとか最後までやり通しましたよ。
あくまでも主人公である優は、深冬を軸に繋がったヒロインたちからみて「第三者」。
彼女たちの様子や台詞から、これまで彼女たちの間でなされていた(で、あろう)
会話や交流を「推測」しながらテキストを慎重に読み進める必要があります。
少しでも読みを誤ると、「なぜそうなったのか」一切明かされることのないまま
一方的に疎遠となるバッドエンドが待ち受けております。
おそらくここで納得のいかないまま躓くプレイヤーが大半でしょうね。
せめて、例えば3人の中で少し特殊な位置にある静音を軸に、
何らかのヒントとなりうるモノローグ(のようなもの)があっても良かったのではなかろうか?と。
そこが非常に惜しい作品であったと思います。