ただ登場人物が集まるだけじゃなくて、ちゃんと活動をしている部活もの。少なくとも雰囲気は素晴らしかった。
オンボロノートPCでプレイしていたせいだとは思いますが、ムービーが時々カクカクする程度には動作が重め。
BGMは作品の雰囲気にとてもマッチしていたと思います。ただ、タイトル画面で流れている「Around the earth」が本編でも結構酷使されていてプレイ中少し食傷気味でした。
ころな・織姫√は、あまり風呂敷を広げずシリアス少な目だったので少し盛り上がりに欠ける感もありましたが、天体要素を絡めつつもよく纏まっていてとても楽しく読むことができました。織姫√の引き継ぎのシーンがとてもよかったです。
一方ひかり・沙夜√は、三角関係からのカップル誕生をちゃんと描写しようとした結果、少しテンポが悪かったと思います。先述の2ルートがあっさりしていたのも一因だとは思いますが。あと、扱われている天体現象がひかり√と同じで比較しやすいのもあるとは思いますが、沙夜√はあまり面白くなかったと思います。割と終盤まで関係がこじれたままだったので、個人的にはもう一段階イチャイチャのレベルを上げてほしかったです。