プレイしながら心地よい雰囲気に浸れる名作。
非常に心温まる素晴らしい作品でした。
プレイしながら笑ったり、切ない気持ちになったりと、かなり感情移入してしまいました。
プレイ前に抱いていた期待以上の出来で、自分にとっては忘れられない作品になりました。
以下、この作品の良かった点と不満だった点を挙げます。
(良かった点)
・作品の雰囲気
淡々と死に関する話が語られますが、雰囲気は本当に素晴らしかったです。一言感想にも書いたように、プレイ中は作品の持つ心地よい雰囲気に浸っていました。また、テンポの良い展開が続くので、最後まで飽きることなく作品に入り込むことができました。時間を置いて、もう1度最初からやりたくなる作品でした。
・テキスト
とにかく読みやすかったです。テンポの良いキャラの掛け合いなど、読みながら感心してしまいました。淡々と進みながらも、ところどころ心に残る名言(迷言?w)が印象的です。
・ヒロイン及び脇キャラ
全てのヒロインが良かったです。どの√でも一定以上の完成度を誇っていたと思います。また、ヒロイン以外の脇キャラも使い魔のミルフィを始め、良いキャラばかりでした。主人公については、達観しすぎていて嫌に思った場面もありましたが、概ね良いキャラでした。
(不満だった点)
・ラスト
実は最後の最後まで、この作品には100点を付けるつもりでした。それが95点になってしまったのは、終わり方が残念だったからです。ハッピーエンドのはずなんですが、どこか釈然としない気持ちになってしまいました。ほのかや雫の√に関しては文句なしでした。(-5点)
興味を持った方には、ぜひプレイしてほしい作品です。
個人的には、今のところ抜きゲーを除いた作品の中では1番好きかもしれません。