晴明ルートに入るための周回が苦痛
プレイ時間 35時間
CG枚数111枚（SD含）
シーン回想 道長、顕光、朱・、五月姫、晴明が3～7、他サブが1～2枠ずつ
あまちゅ、鬼一はHシーンなし
シナリオ
かなり心配していたシナリオですが
特におかしい展開もなく、無難に話を終わらせたかと。
挿入されるエピソードがやや唐突だったり、説明不足だったりするけれども
話がメインのゲームじゃないと考えているので
SLGの邪魔をしない程度の出来だったと思います。
と道長ルート終了時までは思っていました。
晴明ルートと朱・ルートはシナリオの強引さが目立ち、
最終的にSLGの邪魔をしないまでもぶっとんだシナリオでした。
キャラクタ
サブキャラがけっこう多いが絡みが少なく、
サブキャラ同士の絡みなどはほとんどない。
メインキャラはそこそこ出番はあるがやはり内面まで掘り下げることはなく
第一印象から大きく変化したキャラもなし。
グラフィック
特記なし
ゲームシステム
領土争奪SLGということで体験版から若干使いやすくなっている。
SLG部分は体験版をやっておもしろそうなら買って問題なし。
戦闘バランスはノーマルでもけっこう厳しく
一番レベルの高いキャラで無双しようとしても
２，３戦連続で戦うとすぐ死ぬので
バランスよく育てていくことが重要。
スキルの偏りがかなりあり、スキルによって使えるキャラと使えないキャラが
はっきり分かれてしまうのはやや問題。
またこのゲームには防御力という概念が存在しないため
いわゆる壁キャラが作れない。
ダメージは攻撃力と職に完全依存なため
１マス先しか攻撃できないキャラ（歩兵）はそれだけで使いづらくなってしまっている。
また終盤には歩兵である朱・の強制戦闘があり、それまで朱・を使っていないと完全に積む。
また敵を捕獲できるシステムがあるが
捕獲に失敗したときのメッセージが捕獲できる敵も捕獲できない敵のときも同じなため
地道に試していくしかなくかなり不親切。
道真捕まえられないと気付くのに１時間かかってしまった。
実際SLG部分は根本はおもしろいと思う。
しかし上記のようにやっていてストレスに感じる部分が多々あったのがマイナス。
また経験値の取得が自分と敵とのレベル差依存（補正かなり大）に加えて
敵の数が限られているため地道なレベル上げで強引に突っ込むことが出来ない。
なのでちまちました戦闘を繰り返すのが嫌なかたは回避推奨。
晴明ルートに入るのはクリアデータを引き継いで3週必須なので
正直言って飽きる。
この苦痛でしかないルート開放フラグだけは納得いかなかった。
システム
自由にセーブできないのはきつい。
またスキップでおかしなところで止まる箇所がある。
ノンアクティブで動作しない。
けっこう不満があるが一番は全滅したらセーブからやり直し。
自由にセーブが出来ない、かつかなりキャラが死にやすい
にも関わらず直前からやり直せないのはけっこうストレスがたまった。
1週目はおもしろいことはおもしろかった。
しかし3週必須のゲームなので途中で確実に飽きる。
2週目からの追加イベントもなく引継ぎはアイテムとDPだけ
せめてレベルの引継ぎがあればよかったと思う。
前述しているように体験版をやって面白ければ買うというスタンスでokだと思う。