最後に近づけば近づくほど謎が増え、雑になるという不思議
全体的な盛り上がりはそれほどわるくない。
キャラデザはあまり好きではないがしっかりとしていて安定。
世界観はとても作りこまれている。
しかし
シナリオの展開の仕方にやや難あり。
外世界編→順不同で十丸、龍護、八代→となるのだが
はっきり言ってこの3人を選ばせて見せる必要があったのだろうか?
真世界編以降はマルチ視点で物語が進む。
じゃあ最初からそれでいいじゃん。
明らかに伏線、フラグ云々の関係で内容とは別にシナリオに優劣がついている。
十丸編の最後を見て「おおおおおおおお」といい感じに盛り上がっているのに他のやつを見るのはテンポが悪すぎる。八代編では突然の終わりに「ええええええええええええええええええええ」と叫んでしまった。ゴメン隣の人。
それに加えて中盤以降は明らかに説明不足。
前半に丁寧な作りはどこに行った?
怒涛の展開通り越してブツ切りの連続
龍護の見せ場なし。八代にいたっては姿すらない。
しかも最後はあんな終わりで納得できるか、いやない。
全体的には満足だが、これほど首をかしげた作品もない。