攻略するという概念がなくても妹の可愛さやエッチな魅力は余すことなく描ける、そうでしょ?
読了から2ヶ月弱経っての感想となり、多少色褪せた場面や思いもありますが。
アスリート膣圧やマグロの良さは熱く語られているはずなのでおいといて。
特別な事情がないのなら実妹と本番セックスするべきではなくて、キスとか、体の洗いっこ(戯れ~介護)とか、時には互いの性を強く意識することもあったりなかったりして、おじいちゃんおばあちゃんになるまで共に生きていきたいね、そんなメッセージを勝手だけれども確かに受け取りました。
理想像的なお兄ちゃんに恋する女の子(妹)の可愛さと、そんな自分が可愛いって思っちゃう女の子自身と、なにより妹との絶妙な空気感を漂わせつつ他のヒロイン達と恋愛していく距離感。
二人で恋を作ることも素敵だけど、それぞれの恋への堕ち方を知って、育んだ恋を見せ合って。より様々な形の恋を伝え合い、感じ取り合い、生きていくのも素敵。となり同士で恋をしていけることが、きっと一番素敵。
妹を好きになるというよりは、妹の目から見たかっこいいお兄ちゃんを好きになる……そう思わせるだけの作品をまたひとつ噛みしめて生きたいであります。うん、それしか言えないかな。