早漏と遅漏、どっちのふたなりにするの!?
ダウンロード版は4月発売でしたが、一向に感想が無かったので待っているうちにパッケ版が出てしまいました。どうでもいいですがパッケ裏のキャラと名称があべこべになってますね。
基本的に男×ふたorふた×ふた。ふたなり上位シチュはないはずなんですが、美樹の暴走する性欲に主人公が終始振り回されてるので、どう言えば適当なのでしょう。まぁ自分の作ったトンデモ薬のお陰で生えてしまったんだから責任をもって躾けないと…(被害者が出てからではとばっちりを受けてしまう)という常識人に近いマッド。ドン引きしながらふたなりの性欲処理に付き合わされてる苦労人男×変態ふたなり娘、とかいうのは中々斬新であり、そもそも貧乳ふたなり×2というのもニッチではありますね。
男の子がフェラするシチュが1つ、こういうの結構ツボです。初めのうちは主人公の積極的な口淫によって戸惑いながらも性感に抗えず、戻れないところまで行ってしまうと判りながらもやがては自ら腰を振り積極的に溺れていく……素敵ですね。ううん、最初から溺れてましたね。いや何しちゃってくれてんのお前、みたいな剛くんの反応、美味しいです。欲を言えば発情したふた二人が剛くんをサンドイッチレイプするシチュがあってもよかった。何度か不条理な昏倒で唐突の主人公おいてけぼり百合展開が発生したりしますが(剛くんにサンドイッチ睡眠姦…!?ではない)、ふたなりっ娘による微NTRを匂わせてその実ただ単に発情してるだけだったり剛くんへの愛情や嫉妬が漏れ出ていたりと。三角関係の感情がどの方向を向いているのかと落ち着かない気分にはなりはするものの、不思議な具合にまとまってるのかもしれません。
ボイスに関しては、櫻井さんはいつも通りの堂々たる演技。岩泉さんは責められている時、責めている時で喋りの速さもあり随分と印象が変わりましたが、男性的な面と女性的な面とが出ている差がそこに表れていると考えれば腑に落ちました。矯正計画とタイトルにありますがどうみても発情ライフです本当にありがとうございました。細かいところはファンタジーと割り切れれば、実用性もありますしよい作品だと思います。