ロリ椿おねえちゃん最高！演出もシナリオもパワーアップ！なお個別はミニシナリオ
めくいろでは急ブレーキレベルの失速を感じていたが、突如として急激に盛り返してきた作品。
シナリオは選択肢無しで進む一本道だが、それを感じさせないメリハリの効いた満足感のある章立てになっている。
それぞれ対になるキャラ達の葛藤や和解が順番に描写されており、いずれも説得感のある進行。
個別はミニシナリオ形式で独立しており、共通の後日談的に1本1～2時間程度のボリューム。不満はないが贅沢を言えばもう少し熱がこもっているとよかった。
共通に登場したロリ椿と都子は可愛さと存在感を遺憾なく発揮した。
一方でめくいろに出てきた茉莉花には一切触れられず、風嶺の立場についてよく言えば深堀り、悪く言えば再定義されている点はめくいろを歴史の闇に葬り去りたいのだろうかと邪推せざるをえない。