美少女との交流の中で人の優しさ、変わらぬ愛を描いた素晴らしい萌えゲーでした。安心してイチャラブを楽しみたい方にオススメです。(大嘘)
まずは描写がひどい、ひどすぎる。ひどすぎる。3回言うくらいひどい。流血は基本、強姦、焼き鏝、四肢切断、、ローラー人体圧縮、魔女狩りを模した拷問等およそ考えうる限りの残虐行為のオンパレードです。間違いなく商業で最高レベル。耐性ない人は絶対無理。これはもうエロシーンじゃなくて完全に殺戮・残虐シーン。何度も言うけどひどい。クロアプはeuphoriaやったけどその100倍ひどい。
そんなんで人を選びすぎる作品ですが、作品のテーマは存外深くて、幸せな世界とはなにか、人間の幸せとは何か、悪とは何かということを書いている。きちんと至門やヴァレンティノスや○○○○○といった悪役の立場やスタンスをきちんと分けきって描いているので、より一層ストーリーが際立つ。
エンドが2つあるけど、数えきれない残虐の上で成り立つ血の収穫が物語としては味があって好きだ。でも感情としては角鹿さんとキャロルは灰とダイヤモンドのほうが幸せだったんだなあと思う。味のない永遠の幸せより、限られた小さな愛を見つける生き方がいかにも人間らしい。
あと今回塗りがすごく好みでした。魔女っていうある意味神秘性を孕んだ雰囲気に合ってる。
システム回りも優秀で、簡易設定モードで基本的な環境は整えられるし、詳細設定モードは痒い所に手が届くシステム。とても快適でした。
どうでもいいんだが。こんなん昨今話題になってる人権団体が見たら白目向いて倒れると思う。やっぱりオタク文化は大勢の目には留まらないアングラでやるべきもんだなぁと感じた。
作品としての完成度は非常に高い良作だと思う。耐性ある方は是非どうぞ。