ルナルートは泣ける。その他ルートもなかなか
発売日直後あたりにプレイして今回二周目です。ルナとの関係を朧げに覚えているくらいで他は全部忘れてました。
こんなよい作品の詳細忘れるなんてこの健忘気味の頭もたまにはやるではないか。
-これは、妄執に呑み込まれ、人生につまずいた少女達の、祈りと再生の物語-
という一貫性のあるシナリオが高評価な作品です。
こういう妹が一人でなんとかがんばるお話はもう好き。それで最後は兄と結ばれるのほんと好き。
ルナと一緒にケーキを食べるときは主人公と同じように胸が熱くなったというか泣いた。もうルナの心情考えたらもう無理。
主人公はほどよいくらいにエロくてかっこいいね。ルナルートのタフさはそれでこそお兄ちゃんだ!
それぞれ悪くないがルナルート考えると他ルートはありえない結末なんだな。白雪ルートはラストの展開があまり好きじゃないけども。
その中でも千歳ルートの諦めてた子がもう一度がんばるお話も好きだな。
八十島と南雲も悪役としていいキャラしてる。南雲は被害者とも言うが。
八十島先生は動機も悪くないが、ボコられるとかなり小者っぽくなるのがたまにキズだけどそれも個性か。
悪役として桜子ルートの道場外でも柔道着男もいるけどあれは駄目。
ちゃんと計画立てて乗っ取りしようとしてるのに、桜子との面会日につまらないミスをやらかす(作中では計画どおりで主人公側が追い詰められるだけだが)。
主人公があばら骨やられるほどの暴行はそれ自体でその後の計画が頓挫するレベルだし、武術の代表が無抵抗の人間にそんなことするようじゃあ間違いなく評判落ちて期待してた人脈使えないし。
そもそも試合に勝ったからって本当に証拠を破棄してもらえると思ってたのだろうか。その思考は主人公側の思考だぞ。ほんとに悪役かお前?もうちょっとcoolに決めてほしかったね。
もうちょっと欲しかったところがあるとすれば涼彦関係がルナルートではあまり出番がなかったことかな。
せっかく白雪ルートでは仲間もいっぱいいたのに。