小芝居を一緒にできる幼馴染最高!それだけ
なかなか面白いです。なかなか笑えるという意味で。しかし、それぞれのヒロインのルートは突っ込みどころが多く、大変に没入を妨げる要素となりラストの展開では気持ちがついていかなかったです
。
以下各ルートについて。
・南ルート
アンテナ直ってもトランスミッター壊れててと駄目って言ってたけどいつ直したのか描写がありません。
アンテナが壊されたので(アンテナを部の)備品として顧問の~というセリフがあるが、部の備品じゃないから新品になったはずですけど…
学園長が水泳部不祥事のもみ消しのため、放送部のみ処分しようとするけど、あそこまで高圧的にやったら南先輩の反応になります。そうもっていきたかったのは分かるけど、学園長の設定が無能すぎます。と思いきや最終盤では学園長なりに考えてる設定は私には理解ができませんでした。
南先輩はかわいいし、シナリオ構成は王道で悪くない。しかし学園長をテキトーに作りすぎだし、前述したように一部伏線管理が杜撰。
あと学園長はあれでハゲ疑惑なのか…
・七凪ルート
七凪は積極的でかなり好印象な妹。
起承転結の転となる、主人公が沢渡家へ引き取られた理由が語られた場面について。
悲痛なシーンなのはわかります。七凪は辛いなあと思うけど、主人公の心情描写が少なく本当に主人公が七凪のことを好きなのか分からないという理由から入り込めませんでした。
シーンを挙げると七凪に冷たくされて主人公は悩むけど、最低の兄だ、になるシーンから、次の心情描写が、愛してる。になってしまっているので私には伝わらなかったのです。
・計ルート
ここまでで真鍋さんは一番好印象なヒロインなんです。ここまでのシナリオで期待できなさそうとは思ってました。
シナリオ上小芝居が続いて面白いのですがが、計が小芝居してるのか本気なのかよく分からなく感じたりしました。これは真鍋さんが気持ちを隠すのが上手いという意味にとりました。
しかし、計ルートじゃなくて計&流々ルートだったとは…計をもっと掘り下げて欲しかった。
最後の展開は読めるものだけどいい感じのルートではありました。ただ最後の自転車で電車に追いついた流れはよく分かりません。
ここまでで、学園祭本番の様子が描かれることがなく、学園祭の放送は三咲ルートまでお預けなのか…と思っていたら最後まで描写されることはありませんでした。辛いです。
・三咲ルート
まずは部費獲得のための放送。ここまでスルーしてきた小豆ちゃんを使い、会長のナイス判断により部費を獲得。小豆ちゃんルート欲しいです。
人の使い方、主人公の性格、ここまであまり分からなかった三咲を前に出した展開で私の掴みも上々です。
そして主人公が三咲を助けるため力を使おうと決意。これはいいのですが、三咲ルートや計ルートにルートロックかける必要ありました?三咲ルートのシナリオ的に他のルートの意味がほとんどなく、ルートロックかける意味が分かりません。
で、ついに部活仲間たちに未来視を説明する場面に。ここは修二の熱い友情劇場でよかったのですが、直前に流々が放送部の活動にかかわるから学園に泊まるのやめろ、と強い口調で言った流れがあるにも関わらず、主人公と三咲が学園に泊ってるのはどうして?ふつーに沢渡家に泊ればいいだけでは?
さらにその後全員が泊る展開になり訳が分からなくなりました。
見つかったら活動停止になるかもしれないのに…
そんな中でも颯爽と問題解決した山下先輩には感動しました!
うーん、以上です。