一番言いたいこと。なぜ真琴ルートがないのだ！？ 共通ルートの出来はかなり素晴らしいと思うが、個別は…悪くないルートもあれば評価するのが面倒と思うくらいのルートもある。
共通ルートがよかったため期待したが、個別ルートがあまりよろしくなくて疲れたのでざっくりと。
とりまゆずソフトなのでシステム周りは完璧。2010年でHD解像度、バックログジャンプなど完璧な網羅。
立ち絵のキャラもコロコロと表情が変わり、見ていて楽しいし、よりよくキャラの感情を伝えてくる。
共通ルートは話のテンポもギャグの度合いもそれぞれのキャラの紹介もかなりいい感じで出来ている。
個別ルートは…ライターがひなたと麻夜、静流とおまけの蛍、灯里と瀬奈と分かれている。はず。
共通ライターは灯里と瀬奈のルートも担当している。はず。この二人は他のルートよりは粗が少なかった。
とくに瀬奈ルートは上手くまとめられていたと思う。
灯里ルートは…灯里の過去告白シーンで主人公がその苦悩も義務感も理解できない。でも～という台詞は心底よく分からない。
そのあとの主人公の言動は理解しているとしか思えないのだが。
ラストもちょっと展開がお粗末すぎる。会社の人間がどうして私邸に勝手に入ってその家の娘を拘束しているのか。
朱里に警察呼んでもらうだけですべてOKね。
なお、どちらのルートも瀬奈の性的な勘違い癖具合と、Hな雰囲気→メイド登場の展開は大変楽しめた。
精密機器ネタもよし。
静流ルートはキャラゲーとしてまあまあ。
ひなた麻夜ルートの完璧すぎる主人公よりはこっちの粗がある主人公の方が好きかな。
蛍ルートはおまけなので、夜の授業以外はとくになし。
ひなたと麻夜ルートは…主人公の言動が支離滅裂過ぎて無理。
何の説明もなしで直前のシーンと明らかに違うこと言ってんじゃないよ。
でもとにかく真琴は魅力的だった。ジト目で猫口の立ち絵なんて最高。
真琴「女の子を着飾らせること以上に、楽しいことなんてこの世にないんだってば！」
なんてこと言ってたけど、それ以上に主人公に夢中になるような展開、見たかったぜ…