EVE ~new generation~プレイ後に気になったために購入。不満も少しあるけど、全体的に楽しめた。
new generationからEVEシリーズに入ったので、少しバックグラウンドが気になってプレイ。new generationでは最初から小次郎とまりなが知り合ってる状態からのスタートであるのに対して、本作ではほとんど接点の無いところからのスタートなのである意味新鮮味が増した。
まずは良かったと思うところから。
マルチサイトの使い方が非常に巧いということ。あの最後の方にあったダブルハッキングの交互の視点切り替えは凄いのひとこと。マルチサイトの利点を活かしきった名シーンだったと思う。new generationの打越氏のマルチサイトの使い方と違うが、それぞれどっちにも良さがあった。
ダブルハッキング以外にもnew generationから入った身とすれば、小次郎とまりなの知恵比べ的な臨戦状態も楽しませてもらった。
あとnew generationではイマイチ活躍の場が与えられていなかった氷室恭子、桂木弥生の両名。これはなかなか人気出そうなキャラなので、newであれほど「出番が無さすぎ」ブーイングされるのも分かる。まあ、どのキャラもちゃんと活躍していて良かったと思う。お気に入りは本部長。あの喋り方が頭に残る。
次に不満点を。
まず探偵の推理モノとしては駄目駄目であるということ。あんなSFチックなオチをつけるなら普通に考えてる人は誰も正解できないじゃん。
次にめんどくさすぎるコマンド総当たりシステム。めんどくせえなと思っていたnew generationよりも更にめんどくさかった。まあ、最初の作品だからしかたないのかもしれないけれど、これはダレる。テンポが悪くなる。
まあ、総合的に考えても「名作」と一般的に評価されてしかるべき作品であることは間違えないと思う。実際楽しめたし。
余談
剣乃ゆきひろ氏の作品は、あと「この世の果てで恋を歌う少女 YU-NO」(セガサターン版)を積んであるので、そろそろプレイしようと思う。その前にサターン本体を購入しようと思う。