体験版で期待していたとおりの部分もあったし、物足りなかった部分もある。
・物語
この手のゲームってワンパターンだったりおもしろくないのが多い(偏見)と思うんだけど、各ルート毎で主人公+ヒロインの違った一面を見れたのがうれしい。ルートによって主人公がひどすぎるのもあるので好みがわかれそうではあるが、自分は千遥ルートが好き。ご都合主義といわれればそうなんだけど、聖治が漢気見せるしそれが全裸で…ってのがおもしろい。最後に控えていたマラドンナルートはあっさりしすぎている気もするけど、伏線回収もできてるし悪くないなーと思ったのでOK。欲言えば小百合について触れてほしかったけど、そういうのは抜きゲーで求めるべきではないのかもしれない。
・くだらないおもしろさ
まず鎮交祭って名前の時点でおもしろいし、祭に向けた準備や特訓もくだらなすぎてよかった。瑠璃羽が完成させたチョコバナナはコーティングしたチョコとバナナの間にチーズ、中に温かい塩練乳で食べると中からピュッピュッ!て白い液体が飛び散るのまんまち○こじゃないか!!って思わずつっこんだ。他には瑠璃羽とのポーカー勝負。『オマ○コの7、岩清水』『チ○ポの5、雁が首』『おしりのK、松葉崩し』には腹抱えて笑ったし『オマ○コフラッシュ』でトドメさされた。絵柄がないのが惜しまれる…。それと特訓内容が『ち○こで野球ボールをフルスイングで場外ホームラン』や『勃起強制ギブス』『坂の上から転がってくる大岩を受け止める』てほんとアホなことしてるなーと笑えた。期待していたとおりで満足。
・抜き要素
ぬるぬる動く描写(Movie)はシーン数のわりに少なく、晶乃以外は1回ずつ?だったと思う。晶乃も1枚絵で別テキスト分だしもう少しほしかったなーと。あとこれは回想シーン突入かっ!?と期待させてCGなしもいくつかあったので残念。だがシーン数自体は多いしプレイの幅が広くて時にはいやらしく、時には汚らしくこちらを昂ぶらせてくれる。聖液(精液)に興味津々で迫られるシチュエーションもそそられるものがあり、かなり抜ける。回想シーン以外でも『言葉責めによるチンポ勃起選手権大会』でメインヒロイン4人がそれぞれ無垢、官能小説のような言い回し、色っぽい卑猥な責め、初々しい卑語でおねだり…と多種多様な攻め方を見せたシーンも◎。卑語の言い方が違うのもポイント高い。
・環境設定、コンフィグ
まず画面左下にある『ボスが来た!』はPAUSE画面?人によっては九死に一生を得るものではないだろうか。なお自分は使う機会がなかった。次に『漢気ゲージ』だがテキストウィンドウ右下にそそりたち、一部のテキストが見えないので邪魔。アプデはされているようだけど未だ改善してない模様(Ver1.21時点)。消せる設定見逃してるのかなーと思ったけどない気がする…。あと『ドラマチックモード』はあまり必要性を感じられなかった。設定面で扱いづらい部分があったので次回作あれば改善されていることを期待したい。
いくつかまとめたけど買ってよかったかどうか聞かれればよかったと答えられるバカ・抜きゲーだった。
このメーカーは初めてだが次回作の情報が出たらチェックしようと思う。