Guiltyの迷走を加速させた問題作
当時のGuiltyと言えば輪姦白濁シリーズが売りでした。
この種憑け村ももちろん輪姦白濁シリーズ。
そして、Guilty史上最大のボリュームとの謳い文句
もちろん期待は高まります。
しかし、蓋を開けてみたら、なんか違う。
確かにボリュームは多い、塗りや作画も悪くない、輪姦シーンも盛り沢山
しかし、無駄なシーンや要素も盛り沢山でした･･･。
まず最初に、絡みに入るまでが長い長い
まともにテキスト読んでると本番まで軽く3時間はかかるんじゃないかと。
抜きゲーでこんなに長々とテキスト読まされたんじゃたまったもんじゃない。
ここまで長々とテキスト書いてるわりに大したストーリーでもないし。
背景説明やらババア攻めやらが続いて、祭り本番が始まる頃にはもう待ちくたびれて疲れます。
焦らすにも限度というものがあって、これでは逆効果。
次に、ババア、ハゲ、蟲、スカ、屁、猪仮面等のゲテモノ要素を詰め込みすぎ。
オババと呼ばれるババアは道具攻め担当のような役割で存在感を出してますが、こんなもん見たくない。
中年ばかりの農村が舞台なので何かと不気味なおっさん顔の露出が多いです。
トイレのシーンでは正面の小窓にパッとジジイの顔が現れたり消えたりループする。不愉快。
蟲は個人的に趣味じゃないのと、今までこのシリーズには無かった要素なので不必要に感じた。
スカも個人的には趣味じゃないのと、屁に関しては
「プゥ～」というリアルでもなんでもないふざけた効果音が何度も鳴って腹が立ちます。
猪仮面は村の因習との事で種憑けも神事なので正装のつもりなんでしょうけど滑稽すぎる。
立ち絵で手がパラパラ漫画のように上下に動いたりバカバカしい。
絵に関しては塗りの雰囲気は悪くないですし、作画も安定してます。
汁描画も濃く、昼夜差分も多くいつものGuilty白濁水準。
コスプレや小道具を使うシーンも多いですが、雰囲気に合わない場合が散見される。
絡む男は中年が多く、毛だらけの体は中途半端なサボテンみたい。中心格の男達はほぼ落ち武者。
毛も太くまばらで向きも雑なので、どうせ体毛書くならもっと丁寧に書け！と。
先述のようにとにかく色々なプレイ全部盛りといった感じで、
中には趣味じゃないシーンも多かったので、個人的な実用性は微妙。
一見使えそうで、必ず余計な物が入り混じってきて、結局使い難いシーンも多かった。
祭本番が始まってからはいつものGuiltyでひたすら輪姦なので
輪姦好きにはそれなりに使えますが、とにかく前置きが長いのと
不必要な要素を大量に詰め込んだ末のGuilty史上最大ボリュームなので
期待していたような内容じゃ無かったというのが率直な感想です。
何か奇をてらったシナリオを考えようとした結果の出来なんでしょうけど
これは従来の白濁シリーズファンが求めていた内容とはかけ離れていたと思います。