癖は強いがかなり読ませるシナリオ。演出/BGMも作風に合っていて素晴らしい。ただCG数が明らかに足りてないのが残念。あと同シーンで服の違う立ち絵を使うはどうかと。 グロい死生観や人間の内面描写、とシュールがOKなら是非。
登場人物はリアルからシュールな外国文学の世界に巻き込まれるわけだが
人間の内面描写はリアルでグロティスク。この組み合わせが非常に良い。
人生観がテーマのような部分が多く哲学的な要素も濃く、かなり読ませるシナリヲ、
息をつかせぬ緊迫感ある展開が続くのが魅力的。
音声とテキストが、会話形式で展開されたり、各々別の視点だったりするのがいい演出効果を出している。
音楽、サブキャラの立ち絵世界観にぴったりで素晴らしい。
ただCG枚数がかなり少なく描写に不足している感があるのが残念。
しかし基本的にグロティスクな描写(内面、外面共に)多いのと、外国文学のシュールさが合わない人には合わないかも知れない。少なくとも万人に薦められる作品とは言い難い