テキストに少し癖があって分かり難い個所もあったが、シナリオは圧巻。最後までダレさせない展開に、インモラルや狂気の描写・真相の明かし方/タイミング等が見事。 最後で一箇所腑においないところがあったもののシナリオの完成度は高かった。あ、ちなみにバグ修正無しなら35点くらいです。最後まで遊べないし。
あとは画面描写。背景に人物絵が現れ、移動し、消える。といった感じの演出で
雰囲気をかもし出したり、日常に非日常が割り込む様を効果的に表現している点が見事。
ストーリの完成度は高いと思うが、ラストの「主人公は実は○○でした!」ってとこで
ちょっとおいてかれた気がした。急にそんなこといわれてもなぁ・・・
あと樹理が結構強烈なキャラで、彼女中心にストーリが進んでるように感じた割に、
最後は樹理はほっぽらかしで蔵女の話になってしまったのがすごく肩透かしに感じた。
蔵女でなく死んだ樹理とのインモラルなEDが欲しかったところ。
とまぁラストは若干不満点もありますが、それ以上に個別シナリオが素晴らしかったと。