人狼風1人用ゲーム。ゲームの仕組みはよくできていると思ったが、ノベルゲームとしてはあまり面白いと感じなかった。
作品への好感度 B(S・A〜E)
他人へのおすすめ度 B(S・A〜E)
一本道な作品のため、良いと思った点とどちらとも言えない点、悪いと思った点について記載、その後総評という流れで書いております。
■良いと思った点
・キャラクター
そんじょそこらではお目にかかれないような、奇抜なキャラが勢揃い。個人的にはセツ、SQがお気に入り。SQはサブの中でも力入ったイベントにたくさん遭遇できたのが大きかったのかなと。
しかし、地味な方に分類されるジナやステラはかなり目立たなかったように感じました。(これは女性主人公でプレイした弊害かもしれない)
・ED
切ないハッピーエンドといった趣きで、このメンバーとは人生のほんの一瞬同じ場所に居合わせただけな感じの雰囲気が良かったです。
△どちらとも言えない点
・ゲームシステム
人狼風のゲーム。役職が増えてきて、主人公の能力が上がることに考えることが楽しくなるシステムでした。
1人用のゲームということで仕方ないのですが、他の方も述べている通りセリフは全てbotのようになっており、最後の方は読み飛ばしてログをチェックするだけの味気ないプレイになりがち。
□悪いと思った点
・ノベルゲームとして
読み物と呼べる部分がほとんどなかったことについては、個人的にがっかり。一部ではノベルゲームではないと言われてしまう理由にも納得がいきました。
総評
よくできているとは思いつつも、どこか物足りなさを覚える作品。たった4人で作った作品としてはかなり力作だと思いますので、リッチなインディーゲームが好きな人にはおすすめ。