細かいところをいかに無視するか。それがこの作品を楽しむ秘訣。あと鈍感主人公バンザイ。
もうね、突っ込みだしたらキリがない。
エリさんそんな簡単にエストから離れたらだめでしょ、とか
SPひとりだけなの、とか
まぁその他もろもろあると思います。
しかし!そんなことを気にしていたらこの作品は楽しめない!
なぜならこの作品は、キャラクタを愛でる作品だから。
純の素直さや円のイケイケ具合、そして榛名の冷たさ、
エストの庶民のたぶん姫ってこうじゃね、的な意味で理想のお姫様。
ハンサムやコウタのトンデる仲間。
これは楽しい楽しい。
AXL的面白さなんだな、これは。
キャラクタの魅力が復活したこの作品に一安心したものの、
なんというか、個別短くね?
もうちょっと楽しい時間があってもいいと思うんだけど
その辺どーなんですかね。
やはり「キミの声がきこえる」にはおよばねーんだなぁ。
この作品をやってて思ったのでちょっとだけ。
楽しいゲームにするためには、鈍感主人公の存在って必須だと思う。
この子自分に気があるな、ってゆうのはだいたいわかる。
というか、相手もわかってほしい、ってのが気持ちの根本にあるから
わかって当然なんだけど・・・
だから現実ではそこで共通パート(?)が即終了。
でも、こういうゲームはよりどりみどりのハーレム状態が、楽しいと思うんですよ。
ただ、実際の一夫多妻みたいになるのは日本人的倫理観が許さないから、
あくまでプラトニックなハーレムね。
どっかの生徒会の議事録が面白いのは結局こういうことなんじゃねーか、と。
みんなに好かれてなんでこれでビンゴになんねーの!?的状態をどれだけ
長くキープできるかが、純愛系ゲームのひとつの鍵だとも思う。
(WLOみたいに尺があれば、そんなことないけどね)
そういう意味では素晴らしい共通パートだったかな、と思う。