正直な事を言うとクソゲーオブザイヤーにも選ばれた作品と知っていたので警戒していたゲームでしたが、プレイした印象としては、「この程度のクソレベルなら全然イケる……」というものでした。
ちなみに、この程度のクソレベルならイケる=面白いゲームというわけではないので注意!!
ただ、『華麗に悩殺♪ くのいちがイク! ~桃色ハレンチ忍法帳~』が微塵も面白くなかったのに対して、エロもちゃんとあるしRPGやってる感も無かったわけではないので、個人的には若干世間的な評価よりは高いかもしれないです。
とはいえ、ゲームバランスが壊滅的に悪いせいで、らくらくモードのプレイでもストレスマッハであり、このゲームをコンプリートするのに1年以上かかりました。
勿論、1年間ぶっ通しでやっていたわけではなくて、ダルいせいで何か月も間を空けたりしながらのプレイで……。
とにかくこのゲームはフラグの発生条件が謎すぎて、シラミつぶしで聞き込みしたりする事が求められるのですが、移動速度も遅いしエンカウント率も高いので、これがもうほんとキツい作業となりました。
らくらくモードなので、主人公(最強装備)はほぼ敵を一撃で倒す事が出来ますが、それ以外は別段通常モードと変わらないので言うほど楽でもないです。
まあ、それでも通常モードに比べたら全然快適ですが……。
救いなのは、キーボードだけでなくジョイパッドも使えるので、コンシューマのRPG感覚でゲームができるから操作性だけは悪くはない点でしょうか(マウスでの操作はできません)。
あとエロもありますし。
(ゲームの仕様に合わせている為、CGの解像度は640x480という小ささになっていますけど……)
個人的に勘弁願いたかったのは、ヒロインを攻略する為に4回も挑戦した事でしょうか。
まあ、途中のセーブデータは使っていますが、それでも各ヒロインのイベントを一からこなしたりするので、えらい大変でしたね……。
特に大変だったのは、リリールートの古代遺跡のマップ。
スイッチを押す事で先に進めるトラップがあるのですが、スイッチを押しても見た目では判別が付かない壁があって、実際に壁をすり抜けないと気づかない罠にはほとほと困り果てました。
何時間もさまよって、あまりにも分からなかったからキャプを取りながらマッピングまでした始末……。
それでようやく気付く事が出来たわけですが、オートマッピング機能が無い時代に3DダンジョンRPGでマッピングしてた時以来のマッピングでしたね!!
というか、この壁をすり抜ける箇所、普通にグラフィックの書き換えミスによるバグなんじゃないですかね……。
とんだトラップでした。
最後に、このゲームは、絶対、攻略サイトをみながらプレイした方が良いでしょう。
見ないでプレイしても何も得られないばかりか時間だけが消費するだけだと思います。
あと、古代遺跡は場合によっちゃマッピングも必要かもしれません。