穴があったら入れてみたいというのは本能的なものであるが、さて、尻があったらどうしてみたくなるだろう。自分の場合はそこに尻がある限り、とにかく叩いてみたくなるのだが、自分は間違っているのだろうか。
抜きゲーは抜けるかどうかが全てであり、抜けたら神ゲー、抜けなければクソゲーと言うのは周知の事実である
では、どういうゲームが自分にとって抜けるかというのを考えた時、最初に注目するのは絵ではなかろうか
その中でも、パッケージの絵と言うのは、作品の特徴を如実に表していることが多く、非常に参考になると言える
特に店でエロゲをなんとなく手に取った時には、パケ絵を見ない人はいないであろう
いわば何の情報も無いエロゲを買うときにパケ絵にほどんどが収束されており、これを手がかりにして買う他ないのである
今作、パケ絵を見た瞬間に頭(と息子)にビビッと来るものがあった
抜きゲーで大事なのはこの衝撃である この衝動のままに買って損はしないだろう
勿論、それは絵で抜けるという場合に限るが、大抵の場合はやはり絵と声の融合で抜けるわけであり、絵が自家発電に半分貢献していることは間違いない
パケ絵について語らせていただくと、なんといってもこのお尻の拘り具合が素晴らしいのである
前がエロいのは自明であって、お尻がいかにエロく描かれているかと言う部分は(少なくとも自分にとっては)大切である
まず何と言ってもこの塗り、絵は所詮絵でしかないが、そこからでも伝わってくるこの弾力のありそうな尻である
これに興奮せずして、どの尻に興奮することが出来るだろうか
次に注目しておきたいのは、太ももとお尻の間の段差の部分である
実際、この部分は非常にエロく見える部分であり、逆に言えば、実力が問われる部分であるが、この絵に関しては本当に拘りを感じた
陰のつけ方が絶妙なのである この絵師がどれほどお尻を愛しているかが容易に伺えるだろう
最後に注目しておきたいのは、パンツの食い込みである
履いているパンツを描くだけなら簡単なことであろうが、それでも尚この絵師は、より興奮する絶妙な食い込み具合を再現しているのだ
(と言っても、自分が触れたエロゲはあまり多くない為、これ以上の尻がある可能性は十分にある)
この素晴らしいという他ない尻の描き方には感動せざるを得ない
このままの流れで、本編のエロについて話そうと思う
今作はやはり尻ゲーということもあり、尻に対する拘りは異常なまでに感じられた
尻を揉んでみたり、尻を見せつけてみたり、尻を舐めてみたり
絵に関しては何よりアングルが素晴らしく、尻の質感も本当に素晴らしい 勿論、パンツの食い込み具合も非常に洗練されたものと言える
尻を深く理解しているからこそできる芸当であると共に、絵師自身の欲望を忠実に具現化している絵であるともいえる
ただ、尻ゲーだからと言って普通のエロシーンが無い訳でも無く、実際半々は言い過ぎでも、尻:膣=3:2くらいの割合はあったのではないかと思う
それでも本番に関してもアングルはやはり尻がメインであることは間違いないが、本番でしか抜けないという人にも問題は無いだろう
エロシーンについて不満点を述べるとすれば、これほどの尻でありながら、どうして一度も叩かなかったのかという部分だ
おそらくここが絵師さんと自分との尻に対する価値観の相違なのであろう
自分の場合は、良い尻があったらとにかく叩いてみたくなるものである
だが、この絵師さんの場合は、尻を尻として、最後まで崇めているのだろう
尻は神聖な物、決して傷つけることは許されないと言った価値観が滲み出ているのである
無論、この部分に関して自分は異を唱えざるを得ないのであり、満足できなかった部分ではあるが、これほどの尻を提供してくれた絵には感謝したい
尻叩きは自分の妄想の中でという事で まあ
(一言感想のアレは尻叩きが無いことに対するぼやきでした ご容赦ください)
せっかくなので、自分の尻に対する価値観も話しておきたい
何度も言うが、自分は尻があったら叩いてみたいものである
特に気の強い女の子なんかに、恥ずかしい格好をさせて尻を叩き屈辱を味わわせるというのは、格別なものだ
赤くなるまで叩く必要はない そこに尻がある限り、叩いてみたくなるのである
その一発が、さぞ気持ちの良いことであろう
シナリオはあってないようなものなので割愛するが、テキストにも少しだけ触れておきたい
バカゲーのようなノリで、まるで尻しか見えていないかのような具合に物語は進んでいく
流石尻ゲーと言わざるを得ない清々しさを感じた 抜きゲーはこれで良い、これで良いのである
ここで余談を挟みたい
本当に素晴らしいものと言うのは、何とも言葉では形容し辛いものである
例えば、「このゲームは○○に匹敵する神ゲーだった」という表現である
この場合、そのゲームは〇〇と並ぶほど素晴らしかったことに間違いは無いが、逆に言えば、〇〇に並ぶ程度でしか無かったとも言い表せてしまう
つまるところ、素晴らしいものは素晴らしい 言葉では言い表すことが出来ないというのが、正しい表現なのではなかろうか
話を戻すと、今作の序盤にもそういうテキストが見受けられた
「ああ…百聞は一見に如かず。実物の前ではいくら飾りたてた言葉を並べても虚しいな」
実際、このテキストの前には目の前の尻をどう言葉で表現するかというやり取りがあったものだが、そんなことは割愛する
この作品、絵師がテキストも書いているという作品であるが、自ら、「尻の素晴らしさは言葉で表現することが出来ない」と言っているのである
これはつまり、自分の絵が相当素晴らしい尻であるということを自負しているものであり、実際この自信からくる尻の数々は、本当に素晴らしいものになっている
自信が無ければ素晴らしいものは描けぬ 絵にも尻にも、自信を持つことが大事だということも今作から学んだ
勿論、今作の尻が言葉で形容し辛い素晴らしいものであることに疑いの余地はない
この絵師の尻に対する愛情を超える者は、今後出るのだろうか
尻叩き(スパンキング)という個人的に尻を語る上で外せない要素こそ無かったものの、今作の尻の絵は芸術品である
他のエロゲでは味わえないような尻の世界というものを、心から堪能することが出来るだろう
尻が好きな人は勿論、そうでない人も、興味を持ったら体験版だけでもプレイしてみると良いかもしれない
基本点80点+素晴らしい尻補正5点+尻が叩けないもどかしさ-10点を、点数の内訳とする