本編よりもアフターやおまけの方が楽しめた。
前作の『くるくるくーる』がおもしろかったので今作は多少期待していた。
『カスタードクリームたい焼き』というタイトルから地雷臭を感じたが、まぁ期待していた。
前回はTS物という突出した部分があったので、不器用な出来ながらも終始飽きさせずに最後までプレイできたが、今作は至って普通。別段地雷とも思わないが、前作と比べシナリオにパワー不足を感じる。
前作には主人公含め周囲に強烈な個性を持ったキャラが多数いたので、日常でも飽きることなく楽しめた。
が、今作はキャラに面白みが欠けていると思う。
主人公はヘタレではなく、冷静に行動ができ、決める所は決める格好良い主人公なのだが、些か小さく纏まり過ぎている感がある。これは他のキャラにもいえる事で、旭川きららや鷹栖銀聖のようなぶっ飛んだキャラがいないので日常にも面白みが欠ける。よってシナリオに牽引力が無く飽きてしまう。
前作と同じ世界観を共有しており、主人公の牧園雷光は前作の主人公と親戚であったり、乙部あいらの乙部家と鷹栖に繋がりがあったりするので、どうせなら前作のキャラを引っ張ってきてくれるとかなり面白かったんじゃないかなと思う。
ただ、本編クリア後のアフターやハーレムENDまでクリアした後のおまけルートはかなり面白かった。
きららの発明品で雷光とヒロインが精神転換してしまうシナリオは前作同様の面白さを見せてくれた。
アクシスにはこの面白さを追求していって欲しい。
以外とエロシーンが充実していた。
あいらに悪戯Hや綾香にトイレでクンニなど、意外とありそうでないシーンだと思う。そして良い。
アクシスにはこの手のエロスを追及していって欲しい。