某○NEタイプの前半ギャグ後半シリアスだがほとんど笑えるし全員萌える。絵はたまにおかしいところもあったが問題ない範囲。音楽とシステムは昔のゲームのせいもあり低評価。OP曲は好きだけど。ちなみにこの点数は有志によるパッチをあてた場合。
主人公はモテるけど彼女を作らないとかその辺はきっちり描写できていた。
なぜ記憶を失うのかとなぜ記憶が戻るのかについては説明もあり問題なかった。
最初から主人公の独白にそういうのをほのめかすのもあるし恋愛過程もしっかり描かれているし、いわゆる「唐突さ」というのはあまり感じなかった。
救われ方が安易な奇跡ではなく論理的な救われ方だったのはよかった。
ただ詳しい説明が入るのがすずねえシナリオだけなので、それから最初にやらないとよくわからなくなってしまうという点は残念だと思う。
その意味で仕掛けがわかっているとカナEDはよくある展開ながらよくできていた。
説明を長く入れるとだれてしまう可能性が高くなり、せっかく前半部がよかったのにすずねえのエンディングが説明調で、また前半部とのすずねえとのキャラのギャップが見えすぎて一番感動できなかったエンディングだったのも非常に残念。
結ばれる運命だったのだと後付の説明を入れられてもせっかく今まで一途なキャラとして描かれていたのに(見せ掛け上)主人公以外の男と付き合っているというシーンが入ったのを深く考えれば考えるほどなんとももどかしい。
ほかの4人は主人公がいなくなってもがんばっている、というのがわかりカナEDは本気でよかった。
自分の記憶を失った直後が全員同じ展開だったので別の展開にしてほしかった。
しかしすずねえシナリオは一番仲のよかった二人が描かれていて同じ展開ながら感動できた。