地の文が主人公の話し言葉でかなり癖がある。それを補う為にHシーンでのヒロインのセリフが状況説明メインになっており、結果として心と心の触れ合いを描写する手段が狭まっている。
長い文章が苦手な現代のユーザー向けにテキストを口語文にしているのかは分からないが、
主人公がそこそこにウザイのでそれがプレイヤーにダイレクトに返って来てストレスがある。
Hシーンでは、それを補うようにヒロインが状況を説明するが全体的に短文で、また表層的。
特に心情面を描写しづらく、行為の詳細やそこに込められるべき情感も欠落している。
ポンポンとショートワードの掛け合いも多く、なにより主人公がマグロ気味なのがシーンの興奮度を下げている。
シチュエーションや声優のキャスティングからは
非抜きゲーなりにエロへのこだわりを感じないわけではないが、
シナリオライターが適材かは疑問が残る。