ErogameScape -エロゲー批評空間-

nasuergsさんの癒しの女神の実験台の長文感想

ユーザー
nasuergs
ゲーム
癒しの女神の実験台
ブランド
しろくまだんご
得点
35
参照数
621

一言コメント

発表時はバイノーラル録音のエロゲーとは素晴らしいと思ったが、それが最も生きるはずのフェラが作品中にまりもとハーレムの2シーンしかないという首を傾げたくなる構成。癒しを意識するが故にエロが欠落している。

**ネタバレ注意**
ゲームをクリアした人むけのレビューです。

長文感想

公式サイトのギャラリーにフェラが一切無く嫌な予感はしていたが
CGでいえばハーレムはエアフェラなので口で咥えている絵はまりもの1シーン(差分3枚)のみ。
バイノーラル録音と聞けばまず思い浮かぶのは耳舐めやフェラだと思うのだが製作者は何を考えてこのような構成にしたのだろうか?
キャストもエロ重視向けの布陣であり、フェラがNGということは考えられない。
エロではなく「囁き」が一番やりたいことだったのならばわざわざエロ重視の声優を起用する必要はないし
もっといえば表声優を使ってエロゲーではなくギャルゲーとして出すべきだったのではないだろうか?
声優自らが監督しているということもありどうしても「フェラって収録しんどいし……」などの要らぬ詮索をしてしまう。
某エロゲーのアンケートでフェラシーン数の適正は各キャラ2シーンずつが最も票を集めていたという情報を書き加えつつ、
フェラ軽視の作品自体は珍しくは無いが今後もこのメーカーで作り続けていくのならばこの不満はしっかりと吸い上げて欲しいと思う。