ビッチものに戦うヒロインと催眠洗脳の要素を付け足してみたという感じ。原画が思ったよりも濃い目で合わず。シチュや展開も微妙。
戦隊ヒーロー系の女主人公が墜ちて行く様子が見たくて購入したのだが
それと催眠洗脳というテーマがお互いを潰しあってる印象。
このような強気のヒロインが「性への抵抗が強く、男性器など見たくもないのに強引に犯されていく」のが
一つの醍醐味だと思うのだが、催眠洗脳が介入するために
「嫌だ嫌だと言いながら、初行為で相手の弱点だと思い込まされ自分からフェラを行う」能動的な要素が入ってしまっている。
「言葉では拒絶しながらも能動的に行為をする」シチュが好きな人にはいいのだろうが
「本当に嫌なのに無理矢理犯されて徐々に屈服されていく」シチュが好きな人には合わない
一見相性の良さそうな「墜ちる過程」と「催眠・洗脳」が
実は限定的な効果しか生み出さないという事がよく分かる作品だった。
要するに墜ち物系のウリである徐々に身体が開発されていく楽しみが
初めから催眠洗脳を施すために喘ぎまくりで落差がまるでないし
精液を出させることが敵の弱点であるという洗脳のために能動的にならざるを得ないしで
結局の所、拒絶しているのは言葉上だけである。
「洗脳中は全く自我が無く知らない間に身体だけが開発されていた」シチュなら
また違った感覚もあるのだろうが
現状では催眠洗脳によって「抵抗する女をどう攻略するか」という部分をすっ飛ばした様にしか見えない。
敵(プレイヤー視点側)が人外なのもイマイチ感情移入しにくい要因の一つ。
プレイヤー自らが催眠をかけるわけでもないのも甚だ微妙である。
墜ちる過程:C 催眠洗脳によって初めから能動的に行為を行うため過程がない
男たちが集団で・・・(輪姦):B
CGが美しいゲーム:C 美しいという感じではなく、思ったより造形が濃くてクセが強い
母乳が出るゲーム:C 一部
オッパイ星人万歳なエロゲー:C
お口でGO!!:C 声は良いが少なく短い
シナリオ全般とエロのバランスが良い:C 日常シーンは少ない
主人公がアンチヒーロー:B
主人公がダメ!:B 人外で催眠洗脳も他人任せ
おかずに使える:C