(GiveUp) 【CG達成率74%】ゲームシステムのメモあり。『蒼色輪廻』と同ライターなので購入。所々で『蒼色輪廻』に通ずる思想がある。堂浦聡とは異なるタイプの駄目人間主人公。システムが厄介で途中放棄。
■クリア状況
瀬瑠・みゆき・綾と共通エンドのみ閲覧。瀬瑠のみ全CG埋まった。
下記にシステムをまとめるが、検証不足のため誤った情報を含む可能性あり。
■システム
起動後に放置するとオートモードの前日譚が流れる。一枚絵あり。
横にヒロイン名が書かれたカレンダーから自由な順番で閲覧していく。同じキャラは古い日付からのみ閲覧可能。
例としてみゆき(火曜日)→みゆき(水曜日)→瀬瑠(火曜日)→みゆき(木曜日)→みゆき9月5日(金曜日)のように選択する。選ぶ順番によっては一般的なノベルゲーのように選択肢が表示され、選択に応じて展開が変わっていく。カレンダーから選ぶ作業を約100回繰り返すと、エンディング判定。
一度エンディングを見ると女教師「浅川縁」が追加され、約20回選択数が増える。
ジャンプボタンがあり、これを押すとその日のイベントが強制スキップされる。これを連打すると日付をどんどん消化できるが、CG回収には使えないので注意。
■不具合?
Windows 10だとゲームを終了する度にセーブファイルが消える。ただし、CG閲覧の記録は残る。
対応外OSなのでこれは減点としない。
これは亮エンドだろうと思ったら綾エンドとなった。前回見たエンドを引きずる不具合の可能性あり。他者のレビューでも似たような不具合が指摘されている。
https://www.erosou.com/revew/448.htm
放棄した最大の要因。1000回殴れば壊れる壁なら頑張れるが、100回殴れば壊れるかもしれない壁では頑張れない。
■キャラクター
クリアした範囲内での印象。コンプリートで変わる可能性あり。
宇田雅郎…レイパー主人公。プチクロスの腕は本物。レイプや自身に罪悪感あり。
みゆき…比較的まっとうな真面目な少女。弟を大切にしている。
春奈…文系で運動に向かない性格。レイプされて泣き寝入り。
綾…レズだと主人公に気づかれ、それを脅しにレイプされる。
瀬瑠…アホの子。レイプされてもあっけらかんとしている。
亮…前日譚でレイプされた少女。無口で人付き合いが悪い。
ヒロインに優しくするような選択肢で個別エンドとなる。例えば綾にプレゼントを渡すと慕ってくれるようになる。なお、ほかのヒロインに対してはプレイヤーの意思にかかわらず陵辱展開になったりする。
エンディングではレイプで捕まり留置所の主人公にヒロインが声をかける。攻略した3キャラとも同じ流れだった。
■悪い点
勝手に陵辱展開になったり、そもそも見たはずの日のイベントがリセットされたりとプレイヤーの意思を反映させにくく、主人公の行動に一貫性が見られないのが難点。
瀬瑠(水曜日)→みゆき(木曜日)等、別キャラで連続性のあるイベントがあり、逆順で見ると先に見たほうのイベントの意味が分かりにくくなる。かといって月曜日から順番に全キャラ見ていくと、各キャラの置かれた立場が分かりにくくなる。
2周目以降は特定ヒロイン以外のイベントはほぼ既読のため8割近くがジャンプして日付を消化する作業。
Ctrl押しっぱなしよりEnterキー連打のほうが速い。
■良い点
>もしも願いが叶うなら、オレは両性具有になるね。
>女の体で、チ〇ポ生えてんの。しかも巨根。
>刺すも、刺されるも、思うがまま。
>しかもおっぱいまで付いてくる。こいつはお得だ。
上記のように『蒼色輪廻』の主人公に通ずるような思想が所々あり笑える。発売順が逆だが『蒼色輪廻』のファンならテキストに価値を見出せるかもしれない。
特定ヒロインに優しくしつつ、ほかのヒロインをレイプして、自身の在り方に悩むような点は結構珍しい。前述したように勝手にイベントをリセットされたりするのが足を引っ張って自由な立ち回りとはいかないが。
どのヒロインでも同じような展開だがレイプの報いを受けるエンドなのは良い点だろうか。