永遠ゲー、この一言に尽きる
序盤の展開に驚きとワクワク感が止まらなく、これからどうなるのかという期待で睡眠時間を削ってクリアしてしまいました。個人的には最後少し楽しさが尻すぼみしてしまった気がしますが、きれいな文と美しい絵に及第点という感じです。また、前作より日常会話が面白くなっている点が得点に加味されています。
個別ルートの感想
真響ルートについて、個人的にはなぜか一番好きになったキャラですね真響は(黒髪ロングでクールキャラその上好きな絵師が描いている永遠よりなぜか好きになってしまった)。内容は本編を楽しみにしている方のために書きませんが、健気すぎる真響、永遠の嫉妬がみごとにマッチしたいいシナリオだと思います。途中真響がヒーローヒーローうるさかったのはご愛敬ということで。相手を傷つけないためにした小さなウソ、自分的には悪いことだとは思わないんですけどね最終的には真響も許してくれたことですし。
はるかルートについて、作品が出るまで絵が受け入れられなかったキャラのはるか(黒目が大きすぎるせいでなんかコワい)。はるかのシナリオは展開がちょっと雑かなと思いました。ライターさんが複数いるので仕方ないと思いますがはるか以外キャラを動かせていない感があった気がします。先に真響ルートをやったせいか永遠の言動にも違和感がありましたし。話の内容は楽しめましたですけどね。このルートは文字通りうそつきのパラドックスで構成されていると自分は感じました。
永遠ルートについて、この作品の本編というかこれを書きたくて作品をつくってのでは?という感じでした。序盤での展開からどう持ってくるのか期待しながらやったこのルートですが一言で表わすならこの言葉が一番しっくりきますね「なにこのめんどくさい子」。それしか言いようのないほど永遠はめんどくさい子と思いました。どうやって復縁させるのかが気になっていましたが、そこの予想外の永遠の行動以外は展開が読めてしまう内容でした。しかし、個人的にはきれいにまとまっていていいシナリオだと感じました。ハッピーエンドは正義です。
総括としては、シナリオゲーというには物足りないモノがありますが、ユーザーを楽しませる・気分をよくさせるということに対しては優秀な作品だという評価をしたい作品です。
あ、あと最後にエロシーンがエロい所も優秀。
おススメの攻略順ははるか→真響→永遠(固定)がいと思います。