ナツユメとは方向性は違うが、普通に面白かった
長いこと放置していたけどようやくクリア。ナツユメとは方向性は違うけど、これはこれで面白かったです。
テーマは「夢」ですかね。作品全体を通して主人公たちが幼少時代に抱いた夢を中心として話が展開します。こういう軸があって統一性のとれた作品は好きですね。
シナリオはナツユメみたいに号泣するようなものではないけれど、良くまとまっているという印象。特にいちか・沙弥ルートはなかなかに完成度が高かったです。おそらく新島さん担当だと思うのですが、話の見せ方というか引っ張り方が上手いですね。ちょいちょい気になることを挟んで先を読ませてい貸せるようになっていました。あと、沙弥ルートは主人公との距離感が絶妙で、自分の中でもかなりお気に入りな幼馴染ストーリーになりました。超展開がどうとか色々言われているみたいですが、そこはまあサガプラらしいということで。
キャラはプレイ開始当初からは自分でも全く意外だったのですが、沙弥が一番気に入りました。何このかわいい生き物wwサガプラは天才か。声優さんもはまり役でしたし。他にも翼とかいちかとかキャラのレベルは総じて高かったです。
ここからは少々残念だった点を。
まず、サブヒロインルートは必要だったのか?いや、あってもいいが、先生を攻略させないというのはどういうことだ。
CGは塗り自体のレベルは高いのですが、崩れているように感じるものがちらほら。ほんたにちゃん原画は素晴らしかったのですが。立ち絵にももう少し気を配ってほしかった。
総じて楽しめましたし、十分に良作だったと思います。はつゆきさくらは既に予約済み。今冬一番期待しています。
世界観・雰囲気 13/15
シナリオ 20/25
キャラクター 13/15
サウンド 9/10
グラフィック 8/10
システム 4/5
個人的補正 12/20
総合 79/100