NTRとRPGの親和性の高さについて
なんだか寝取られというジャンルが増え続けているような気がする昨今、NTRなんて冗談じゃない!と息巻いていた自分も今では性癖の一つとしてありかなと汚染されつつある。
NTRがメインの話の場合、つまり寝取られだけを主軸において選択によって回避不可能なゲームというのはあまり好みではないが、これがバッドエンドの一種である場合はとてつもない良質のバッドエンドになりうる。ダークなファンタジーと凌辱というのは切っても切り離せないと思っているが、この凌辱とNTRというのは類似ジャンルであり、NTRはより感情移入がしやすい表現方法になる。商業エロゲではもはや規制が在るのか方向性の違いなのか、凌辱系の激しさはもはや同人に及ばなくなっており、ダークなファンタジーの世界観はもはや同人の物になりつつあるような気がする。
RPGでは勿論敵と戦う。エロRPGというのは大抵負けた時にエロイベントとなる。これが負けた時に主人公が魔物娘に犯されるだけなら画面の前でアハハと笑うだけで済むのだが、NTRの場合ヒロインが犯されることになる。選択肢だけでない主人公の行動によってNTRが決定する。これが選択肢をポチポチ押すだけのビジュアルノベルよりプレイヤーと主人公の関連度が高まり断然心に来るのだ。
このゲームはバッドエンドを見た後、こんな結末を変えてやると息巻いて敵を倒すと回避することができる。頑張ると回避できるのだ。このNTRを回避している二週目は今流行の強くてニューゲーム感がすさまじい。爽快感が半端ではない。この爽快感のためのスパイスとしてNTRがあるといえるほどに。
ヒロインは幼馴染のみ。他キャラは回避不可能。即落ち無しでシチュエーションも豊富。エロ目的でもコスパは最高で、商業のフルプライスを買いたくなくなる。
おそらく主人公のエロがない(!?)。NTRエロゲらしいといえばらしいが、TRUEの純愛さは普通のエロゲでは表現できないだろう。