戦闘画面でぴこぴこ歩いているのはかわいい。
以下、昔のメモを読み返して手直ししました。
シリーズ作品の設定と、「登場人物の大半はお嬢様」と、今回のストーリーと、タクティカルアドベンチャー系のゲーム内容と、主人公の言動と、むりやりなギャグ調の整合性が取れていない。
・東京は核戦争かセカンドインパクト的なもので滅んで、首都は横浜の世界です。
・シリーズ作品を知っている事が前提なので、知らないと、キャラの関係や設定等がさっぱり分かりません。
・しかしその事は本作のシナリオでは全く関係ありません。なぜなら基本的に「地球に遊星爆弾(巨大ミサイル)を落としてくる、ガミラス(敵の母星)を打ち倒して地球を救う」という宇宙戦艦ヤマト以外の何物でもないのがメインシナリオです。
・かわいらしく、地上でも水中でも宇宙空間でも関係なくぴこぴこと足音を立てて歩きます。
・仲間たちは、パワードスーツを着たりもしますが、それ例外は基本的に自分の身と武装で近距離・中距離戦を行ないます。
・主人公の奥義の「全長12キロの超巨大宇宙戦艦の大気圏外からの艦砲射撃(衛星レーザー?)」はマップ内すべてが攻撃範囲で、敵をなぎ払います。使えないのは当の宇宙戦艦の内部での戦いのみ。やはり水中だろうが宇宙だろうが地下だろうがどこでも撃てます。
・仲間たち(笑)はどいつもこいつも2つ名持ちで、キャバ嬢かジャイアントロボ系ネーミングの感じがします。
・ジャイアントロボ系ネーミングは伊達では無く、どいつもこいつも「私1人で敵の勢力化にある惑星一つを奪還してみせる」と単身特攻して、負けて、あとから主人公たちに助けられます。
・繰り返しますが、主人公サイドの登場人物の大半はお嬢様です。
・はるか銀河のかなたの敵の母星で、ミサイル停止スイッチを押すと即座に止まり地球は救われます。肝心の巨大ミサイルは地球に半分くらい(50キロメートルくらい?)めり込んでいますが問題ありません。宇宙戦艦ヤマトだって「人類滅亡の一日前の364日目にコスモクリーナーを使ったとしても、地球の人類は1人残らず助かる」という設定ではなかったはずですが、問題にはされませんでした。
・なお、知人はこれらすべてを納得させる「NANOHASAMA方式で、シリーズ作品で戦った敵たちを倒すたびにOHANASHIして自分の勢力に丸ごと取り込んでいった平凡な美少女(笑)が主人公の物語」の一言を編み出しました。
ちなみに「設定」と[お嬢様]と「足音」と「ネーミング」さえ気にしなければ、
それなりにタクティカル作品としては楽しめますし、マップの仕掛けも豊富。攻略マップ(惑星)のルートを変えて複数回楽しめる作品ではあります。