「魅せる」という言葉を表現した作品。ホームページとかも、どこの温泉旅館とか観光ガイドですかと聞きたくなるほど素晴らしい
ライターの前作「いつか、届く、あの空に。」が「Dies irae」っぽいと思ったら、
今作は「Dies irae」続編の「神咒神威神楽」っぽくなっていました。
秋の盛りを奪う『無間神無月』の影響力を弱めてしまったから、他人を気遣うことの出来ない『大欲界天狗道』が影響力を強めた。
と言われるとしっくりきます。
「未知の結末を見る」「枯れ落ちよ、人間ども(でも死骸は晒さないように消しとくよ)」』「仲間が欲しい、手を取り合いたい、皆と一緒に、あなたと一緒に、一人にしないで、忘れないで…」といった辺りが実に近い。と思うのは私だけでしょうか?
というか、「第六天魔王、波旬」とか「鬼女、紅葉」とかの説明を作中で語っちゃう作品はそうそう無いと思いますし、芸術家って「このような作品を作ることの出来る私はすばらしい」という性癖を持っているような気がするんですよね。
追記、
ちなみに本作は「Dies irae クンフト版」と同じ日に発売。
「神咒神威神楽」の発売はそれから2年先の話ですので、別にパクッたと言っているわけでは無いです。
誤解させたらすみません。