アリー・my・ラブ！ 実は飛行艇ゲーだけではないのがポイント。中盤まではﾀﾞﾒｹﾞｰかと思ったけれど、終わってみればもっと物語を読みたいと思わせる素晴らしい作品だった。
絵：◎
システム：◎(ただし、演出用の自動オートモード化は△)
BGM：○
ヒロイン視点のため、人を選ぶ。また、感情表現である頭の悪そうな擬音に終始悩まされる。
導入部分はイライラが募るが、キャラ紹介を終えてからが本番
それでもしばらくは茶番とも呼べない、この物語の「ダメ」な部分を見せ付けてくる。
そして1章のクライマックスが訪れると、そこまでのダメさからのギャップによりとてもかっこよく見える。
残念なのは、その展開をぶち壊すタイミングでの不必要なエロシーン。
そして、同じ展開が続くと言うこと。
さらに、伏線を匂わせすぎな、「今日子へ」で始まる独白。
あまりにも回数が多すぎて鬱陶しくなる。
ヒロインなのに情緒不安定なのもいかがなものか。
しかし、その上でも"純真","真っ直ぐ"で『有ろうとする』のは評価したい
中弛みはするが、終盤は燃える。
BGMは童謡・クラシックのアレンジばかり。
しかし、クライマックスシーンはオリジナルBGM。
楽したかったのかな？
ジュピターはズルイ。
ﾊﾙちゃんの行動理由が良く分からないけれど、全体的には人間臭いいい話で良かった。
でもやっぱﾊﾙちゃんｶﾜｲｿｽ･･･ｴﾛｹﾞとしてのﾒｲﾝﾋﾛｲﾝじゃなかったなんて・・・。
ﾊﾙちゃんとｱﾘｰの救済を求む･･･。