戦闘が間延びしすぎかなぁ・・・ 前作天結よりは酷評されそう
昔からエウシュリーのゲームはサクサクは遊べないのは分かっているのですが・・・
それでも過去作以上にボス戦がワンパで間延びしてたイメージです
・戦闘面
戦闘があまりにもワンパターン
VERITAのゲームシステムが劣化した感じがした、あっちのほうが次の相手の攻撃フレームとかわかりやすかったし
4つの方向で囲むのは面白かったが、これなら普通にSRPGで作って軌跡シリーズ風に作ったほうが良かったのでは
あといくらなんでもアイテムストックして投げつけるのがキャラの攻撃よりはるかにダメージが出るときは乾いた笑いが出た
SRPGならアイテムを拾うのに時間を使って、組み合わせて大ダメージのような工夫も考えられるが突然アイテム枠が湧くためにもう少し工夫できたのではないかと思う
あと前作もそうだがサクサクゲームしたい人向けの難易度はもう用意しないのだろうか
・GPとアイテム面
この辺りがあまりに不便
消費アイテムが普通にプレイしていると没収される上に枠を多く使用してしまう
また、それらをまとめるアイテムも大概使いにくい上に、装備品関係は一度没収されるので回収するのも面倒
あと装備を変える場合には装備者のアイテムリストに装備がある必要があるものの、その枠が少ないと装備に幅を効かせるのも辛い
とりわけほぼ全ての面でこのGPを利用するが、キャラ成長からイベントまで全部これで行うためひたすらGPを貯めるゲームという作業ゲー感が過去作の数倍感じた
・キャラクターの成長面
キャラクターにも一応レベルが存在するものの、GPで強化する側面が強すぎてレベルの恩恵を感じることが少ない
キャラクターのステータスもマイスター系のランダム上昇ではないため、特化キャラを作ることも難しい
マイスター系に比べ装備、スキル依存度が高すぎてレベルを上げてもいまいち成長している感じがしない
スキル等はキャラクターのレベルに応じて習得で良かったのでは、GPをひたすらぶち込むのは育成している感は少ない
・ゲーム背景とコンセプト
一番下の地位から実力で上に登っていくスタイルは悪くないかなと
ただ結構ダークな雰囲気な割にダークな側面が少ない
最初のエロシーンであろうお金が手っ取り早くほしい女が性交渉でお金を稼ごうとしているときはそういうゲームなのかと思いましたが昨今のエウシュリーはハードなエロシーンを拒み過ぎている気がします
いつも思うのですが敵の雑魚キャラにも可愛い感じの絵が用意されているのに戦闘だけというのはもったいないのでは・・・
このコンセプトで娼館があってもあまり有効活用されないのは素直に悲しい
ぶっちゃけ姫狩りのようにダンジョンで使えそうな女の敵キャラを捕獲して娼館に流して稼ぐ方面を作ってロウカオス分岐なんかがあったら良かったのですが・・・
天使を娼館に流すことは出来るのにエロゲとしてやっぱりもったいない気がします
・総括
発売時期からして時間がなかったのかなと少し思います ルートの数からみても・・・
ただユーザーの求めているものと開発したいものがだんだん乖離してきているのでは無いかと思わずにはいられません
コラボ先のVenusBloodはエロゲを遊びたい人向けや戦闘を楽しみたい人向けに難易度等で柔軟性をもたせていますがエウシュリーのゲームは柔軟性を失いつつあるのではないかと
いつも新作ページのシステム面を見ると面白そうなことを考えるなぁと思うのですが、いざ遊んでみると活かしきれてないなぁと思わずにはいられない感じです
前作天結いよりは酷評されるでしょう