いまやシリーズとして定着してきた、デカチンだけで
いまやシリーズとして定着してきた、デカチンだけで女子を堕としていくお手軽ゲーム。『巨根ならスクールカーストの頂点に~』以来ほぼ追っているが、主人公も例の適度に内気な痩せ型オタクで、いつもながら軽蔑していた女キャラたちが、チンポが立派なのを知って見る目を変えるところが爽快である。(ちなみにデブオタ希望の人は『巨根なら国民的アイドルグループを~』の方がそうだった憶えがあるので、そちらを勧める)。また自由度は低いので、抜きゲーと考えた方がいいだろう。
今回は上流社会が舞台で、キャラも4人と1人減ったので少し心配だったが、それぞれ個性があるしこの人数でも十分だった。とくにツンデレ縦巻きロールと、厳格な生徒会長がよかった。また残りのおっとり系2人を筆頭にセレブの価値観がイカレていて、『巨根と結婚するのが夢』とか、主人公とセックスしてるのを周りに自慢する(しかも羨ましがられる)とか、たびたび笑いそうになった。テクストもたぶん『スクールカースト』と同じ作者で、淫語や男根の描写など磨きがかかってきた気がする。
シリーズが続きたしかにいささかマンネリ気味かもしれないが、今回がお嬢様だったのならこの調子でスポーツ少女とかギャルとか、オタクが普段ちかづけないような少女たちをピックアップすればまだイケると思う。最初から内容がわかっているぶん安定していると感じているので、下手なことをするよりはヴァリエーションを変化させつつ増やしていってもらいたい。
ところでそれとはまったく関係ない余談で恐縮だが、このレーベルの作品は今回の「将夫」といい、『マザコン天国』の「真」といい、なぜいつも私の名前と一字違いなのだろうか? なんとも惜しいこと限りない。