パワハラ被害を受け心身共に限界迎えた主人公と希死念慮を持ったヒロインが出会い共依存の関係から未来に目を向けてお互いに歩んでいく過程が良かった。短いながらも死生観について考えさせられたし、BADエンド・HAPPYエンド共にこの物語にはふさわしい結末でした。
望を金の道具にしていた両親はクズだし、受けた仕打ちから惨殺されて当然だと思いました。
主人公とヒロイン片方が死んだ時点でタイムループが引き起こす現象も、作中の舞台である卵ノ島が男島と女島が分かれていた伝承になぞらえていたものだと言及されたのも少し伝奇物感がありました!