どこにでもありそうな設定ながら、引き込まれる作品に仕上がっている。
「島」「ハーレム」「寮暮らし」「寮が閉鎖される危機」これらの要素を見て、よくありそうな設定だと思われる。しかし、それをただならない作品に仕上げているのはライターの文章力であり、声優の演技力であり、雰囲気に合ったBGMであり、本ゲームをよく表現している歌である。クリア後にはちょっとした工夫もあり、うるっとさせられたり、ニヤリとさせられることも。総合的に見て非の打ちどころのない作品になっていると思う。