まず、今回でフルボイス化してくれたところは評価できる。
1つ目のシナリオは前回もプレイしたので今回で2度目になるわけですが、
やっぱりナギの音痴がピアノの調律が狂っていたからだとう設定が微妙だ。
そもそも、狂ったピアノで練習していたのは小さい頃の話なわけで、オーディションの日までずっとピアノ無しで歌の練習をしていたとでもいうのだろうか?そんなのオーディションに落ちて当たり前である。と、細かいところにツッコンでみる。
あと曲ですが、妖精ピアニッシモの記憶を取り戻すためにシュウとナギは演奏するのに、「メロディ」という選曲はどう考えても場違い。
だいたいあれはピアニッシモ自身を歌った歌である…しかもなぜその曲で記憶が戻るのか?俺には曲とシナリオの関連性がさっぱりわからない!
やはりシンフォニック=レインはすごかったとあらためて思うよ。
2つ目のシナリオですが、個人的に蛇足だと思う…。
前にも登場しいてるナルミを主人公にした話ですが、現世では心臓病でベッドの上で眠っていた人間が、なぜそんなにバリバリ歌って踊れるスキルを持っているのか謎である。
ヒヨリというキャラも今回で1000回も同じことを繰り返していて、しかも最初から勝敗は決まっているようなものだという……じゃあ999回の中でちゃんとヒヨリとコンビを組んだ状態で大会に挑んだ人ははじめから死ぬと決まっていたわけで…なんとも切ない。
そして、1000回目のナルミはヒヨリの交換条件で生き返るというご都合主義…そこに感動はない。
せめてエピローグも一緒に病気と闘った子に、覚えてもいないヒヨリのことを自分でも知らずにポロっと話すぐらいの演出がほしかった。←(これは俺の妄想ですけど)
3つ目のシナリオ、予想外にも感動したw
自分がロリ属性だからというのもあるにはあるだろうが、普通にファミリー的な温かさがあって良かった。
学園長などはどう考えてもローゼン○イデンの真○とダブリましたがすごくツボキャラだった。
曲も最後にたった一曲だけだったけれども「永遠に続く物語」はちゃんとこのストーリー展開に合ったもので、間違いなくこの作品で一番意味のある曲だった。