作り手の熱意・愛を感じることができる 良い同人作品(フリーゲーム)
後日追記
良くできたゲームと思った
まず前作となる「料理」は狂気性を前面に出していた物と打って代わり
今作はライトな絵柄と奥様は惨殺少女というタイトルで当時流行りだしたヤンデレにただあやかった安易な話題性だけのゲームかと思いplayしたがそうではなかった。
安易な話題性だけのゲームと違うところは
しっかりした設定(バックグラウンド)から世界観またストーリーを作り
最終的に作者がどういう物語を作りたいのか・playerに見せたいのか伝わってくることである
(言及はしないけど、愛してる→殺す→ENDっていうパターンの結局何がしたいのか分からないゲーム多いよねこの業界)
5つあるEND・おまけのショートストーリーをすべて見ることで話の全容が見えてくる構成
おまけもショートストーリー・BADENDリスト・cgモードとよくできてる
正直驚くような斬新な設定・ストーリー展開は無いので数多くの小説、ゲームをしてきた人には退屈かもしれない
受け取り方は人様々だと思う
それでも私は普遍的だが大切なテーマである「愛」「共生」の在り方の一つを描いた良いゲームだと思った
いろんな人にプレイしてほしいと思った
同人・絵の関係などの理由で敬遠しないでほしい
*最後はコピペ
なぜ「さゆり」が中学生なのか
なぜさゆりはいつも包丁を持っているのか
どうしてこんな奇妙な世界なのか
どうして繰り返すのか
答えはさゆりにとって一番幸せなENDを見るとわかるだろう。
けれど、さゆりにとって一番不幸なENDも見なければ理解できないだろう。
・・・・全てのENDを見たからと言って全ての謎がとけるわけでもないけれど。
(作者サイトより)