本編がSLGに対して、本作はADV形式。本編と違って、ストーリーの展開をライターに委ねることになるのだが・・・正直、ファン補正をかけても厳しい。。。
というかこの作品はときメモDDR（+おまけADV）かと。多分収録されているDDRの方がやりがいがある。
ADV形式にするのであればある程度主人公にキャラ付けしてあげないといけないだろうに、
本編の主人公をそのまま持ってくるもんだから、相手（ヒロイン）が一方的に喋る→主人公が反応する
という構図が基本となってしまっており、会話が面白くない。
（本編のSLG形式であればそんなに気にならないが、「読む」ことがメインとなるADV形式ではかなり目につく。）
それにしても、あれだけボロを出しているのに白雪姉妹の双子に気づかないのは、鈍感主人公の鏡と言えよう。
・・・いや、あれはあのタイミングで気づいてしまうと、本編との整合性が合わなくなるから、
主人公は空気を読んで気づかないフリをしていたのかもしれない。
だから怒鳴られて追い出された直後に、怒鳴った本人に何事もなく接されても疑問を抱かないし、
傷ついて家を飛び出していったのを追いかけて、見つけたと思ったら飛び出していった本人がさっきとは全然違う髪形・服装・態度でいても、
そんなに不思議に思わなかったんだな。
なんか納得した。