5√終了時点では70点くらいにするつもりだった。
個別√から言うと、瑛里華、桐葉√以外はこの物語の本題である「吸血鬼」にあまり関係なくて残念だった。しかしキャラ萌え要素としては十分すぎるくらいだと思った。
そしてこの物語の本題はTRUE
瑛里華、桐葉の√でチラつかせてきた「吸血鬼」、「眷属」などについての物語の完結編でした。
千堂家の過去から現在の関係についてとても秀逸な設定で、話を進めていくごとに謎が解けていく感覚は読んでいてとてもの楽しかった。その内容は70点から85点に上げてしまうほど自分にとってはいいものだった。
最後に惜しいと思った点。
瑛里華が人間の血を吸うということを嫌っている明確な理由などがあればもっとよかったと思う。内容から察するにただ単に人間をエサとして見たくないという理由だけだが、「過去に何かあった」などの設定があれば自分的にはもっと面白くなったかなー、と。まあ瑛里華は学園生活が始まるまで伽耶に屋敷に閉じ込められてたんで無理ですけどね。
これらすべてを含め85点です。シナリオ面、キャラ萌え面のどちらものバランスが取れた作品でした。