学園アニメを見ている感じ。王道で定番だけど工夫されてて面白い。
最初の風紀委員との追いかけっこが終わるまでがひま。
それ以外は特にだれているという雰囲気もなく、メリハリが利いていた。
シナリオ◎ CG○ 立ち絵◎ 声○ システム○
○よかったところ
・章の終わりに「次回予告」と章が始まると「前回のあらすじ」があって、ヒロインたちがしゃべってて和みました。
・主人公による頭脳戦と土壇場の熱弁。
・主人公が最初から全員に恋愛感情を向けられているわけじゃなくて、好きになる過程がしっかり書かれている。
・個別ルートに入るタイミングが全キャラ同じなので、キャラによってこの子がメインヒロイン、あとはとってつけたサブシナリオみたいな差別化がない。個別もそれぞれちゃんと作りこんである。
・個人的には共通のギャグが面白かった。エロゲでは王道な掛け合いだが。
・立ち絵が動く。文字通り画面内を動き回る。
・シナリオのメリハリ。山場は盛り上げ、息抜き場面でのヒロインやサブキャラとの絡みも強引なものは少なく(話の本筋に邪魔にならない)面白かった。
悪いところ(ネタバレ含む)
設定の理不尽なところ。まぁ、特に気になったのは下記2点。
・風紀委員の武器所持許可。なんで認められている。教育委員会よ、働け。んで、刺叉?なんだ、それ。どっから用意してきた。
・佳代子が人殺しの一族でそれを生業にしていたという設定に猛烈に違和感を感じた。途中でいきなりそんなものだされても「は?」としかいえない。日本で殺し屋?一族全員?しかもいきなり覚醒とかし出すし。だから何なんだ。他(風紀委員の軍隊的なところ、地主問題)は離島だからということで少々突飛でもこじつけれる範囲だが、これは荒唐無稽と言わざるを得ない。とはいえ、この設定を寛容してしまえば、佳代子の個別ルートの話自体は納得できた。
・あと、なんで優喜はヒロインじゃないんだ!一番可愛かったのにorz
個別ルートのおすすめは
静奈>美琴>彩>聖良>佳代子