いもうと。
前作の空気は健在。
前作ハーレムルート後のお話であり妹達とH可能な関係であるためか、前作よりも甘々度が五割増しくらいに感じた。
前作も個別がifでハーレムルートが本筋という作りだったが、今作も似た形となっている。
個別で直面した兄妹達の持つ課題や決意はハーレムルートで問題なく回収されていてとてもよかった。
個別ルートは何を伝えたいのか、何を掘り下げたいのかがはっきりしており特にさやルートはさや自身のキャラクターとクリエイターの思い(かなと自分が勝手に思っている)の融合具合が素晴らしくかなり好きなルートである。
Hは個別のお話に相乗してえちい感じになっていくし、ハーレムルートでは四枚別々にCGがあったりぐっど。
特にハーレムのやよいのCGは自分で妄想してた感じまんまで出てきたときおおっと言ってしまった。
ちょっと個人的に残念だったのは、やよいの「凸ちゅ」が「凸チュー」に変わっていたこと。言い方含めて前作で気に入ってたのでちょっと残念。
それと、ハーレムルートの最後にgrand finaleと出る演出があった点。
前作でよかったと思った点に、プレイヤーがゲームに没入できる作りでありそれに加えてハーレムルートの最後にfinと出る演出がないこと、があったので。
fin演出をつけて物語を終わらせることで、「これはあくまで物語、作品である。(プレイヤーとは別次元)」と作品に言われている気がして、こうなんか寂しさを感じてしまった。これからあの閉ざされた物語の中で兄妹が過ごすと思うと…。その中にいる「兄」は自分じゃないんだろうなあって。終わって寂しさを感じるくらい妹達は可愛い。
とまあ最後に不満点?を書いたが、前作の空気を継承しつつ甘々度は予想以上でお話も楽しめた良い作品だった。
やっぱ妹、いいよなぁ。