題材としてはよくあるループものではあるけれど、ロープラの尺に上手く落とし込んでいたと思います。
登場人物の内面の掘り下げだったりループを脱出するための試行錯誤、閃きなどは説明不足な所もあったけど、話の中で感じたちょっとした違和感がループの真相のヒントだったり、さなえの意外な正体だったりと予想外な所もあってちゃんと先が気になり楽しめました。
主人公に対しては序盤ループに気が動転してヒロインにキツく当たってる部分が少しもやったけど、読み進めて行く内にそこまで悪くないなと思いました。
さなえに関しては結構好きなキャラだったけど、実は今回の件の一番の主犯だったのでちょっとショックありました。
しかもそっちの趣味の方でしたか。そこは本当に予想外でしたね。公式HPにもそんなこと書いてなかったですし。
因みにダイオウイカのマネの所は笑いましたｗ
彼女のしたことは決して許される行為ではないとは思いますが、今までの想いとの決別は辛いと思いますし、一応丸く納めているからそこはよかったのかな。てか主人公聖人では？
それと正直､BADに関しては前作のdROSEraよりもBADエンドしてたと思いますｗ
話の構成としてループを突破して山場を越えた後にイチャラブシーンがあるので、イチャラブシーンを読む際に少し気が抜けてしまうのが気になりました。
あと、エッチシーンは優雨オンリーは仕方ないけど､線の関係かあばら骨や足の骨が浮いて見えて痩せすぎに感じたのでもう少し肉感がある方が好みでした。シーン数が意外と多かった。
キャラとしてはかなたが意外にいいキャラしてました。攻略したかった。