壮大な設定だけどコンパクトにまとまってました。
SF要素バリバリの設定にメイドだったり、内装がどこかレトロ調と新旧混ざり合った独特の不思議な世界観が良かったです。
お話としては壮大な設定で風呂敷を広げており不安であったけど、ミドルプライスのボリュームに落とし込んでいて短いながらもうまく話を畳めていたと思います。
鐘の話だったり、序盤人類代表がどこか胡散臭かったりと不穏な要素もあったけど、終わってみれば誰も悪意の無い優しいお話だったと思います。
ダアトとビナーが主軸だけど、姫子が想像以上に良いキャラで好きでした。
実は幽霊では無く、未来の時間軸から来たアンドロイドで当初は復讐心から行動していたけど、舞台となる世界ですごす内に魂が成長していくと・・・
ただ、話の盛り上がりというと弱かった気もします。
エッチシーンについては、主人公がアンドロイドかつ男女両方の身体に変装できる設定でレズプレイから普通のシチュまで用意されていました。ただ、シチュに関しては作中ちょっと話題に上がった主人公同士のシーンが無かった事と、アナルバイブだったりコスプレと称してパンツスタイルだったりとそこは残念でしたね。