面白いタイトルの作品ですが、この設定をよく活かしたお話だったと思います。
ヒロインである清佳が好きな春樹と春樹が女装した姿である蛍が好きな清佳とのどこか歪な三角関係
が印象的でした。
男として好きになってほしい春樹が清佳に振り向いてもらおうと努力するほど、清佳は蛍を春樹に
取られまいと時には春樹を拉致したりとなかなかの暴走っぷりを見せたり、蛍が好きすぎて奇行に
走って容赦なく愛に毒舌を浴びせられる掛け合いがどこかもどかしさを感じつつも面白かったです。
春樹だろうが蛍だろうが、外見や性別なんて関係なく、その人の心に恋をしているのって
いうのは正しく女装物ゲーの本質を突いててよかったです。
物語の冒頭の蛍と指切りするところと最後の結婚式(撮影コンテストですが)のシーンが繋がるのも
演出としては好きでしたね。
Hシーンについては、清佳のシーンって基本青姦か屋外プレイなのはどうなんだ・・・
あと観覧車でのシーンのとき、ディルドを持ち歩いている清佳にはツッコミしかなかった。
〇愛と千鶴について
物語の構成上、個別が薄くなるのは仕方ないにしても如何せん短すぎた印象です。
それと簡単に清佳以外のヒロインに靡くのも少し不自然だったかな。
愛はルートに入ってHして終了・・・チョロインすぎるのはとても可愛かったんですが・・・
毒舌でドSなメイドっぷりで共通ルートで輝いているキャラでした。
千鶴に関しては、ルートの入り方が若干雑に感じました。要所要所ではいいお姉さんなんですが、
ヒロインにしては影が薄い気もします。あとHシーンはオホ声だったのは少し笑いました。
Hシーンで蛍がメイド姿なんだけどウィックが外れてHしてるシーンは誰得なんだろう。