粗さも目立ちましたが､全体的には楽しめました。
魔女裁判物で事件のトリックなどはかな～り雑な印象はありました。
犯人のトリックが雑だったり、杜撰な捜査や魔法の存在を良いことに適当に犯人をでっちあげたり・・・作品の舞台背景と相まって中世ヨーロッパ感がバリバリ出てて個人的には好きでした。
魔法を使った殺人事件が起き、主要人物がその罪を被せられて主人公達が弁護しつつ事件の真相を暴いていく・・・といった流れがメインで、共通で顕著ですが、いい加減な捜査や証拠だけで罪を被せられたりとかなり暗くなるようなストーリー展開ではあるけれど、上記の雑さや登場人物がどこかユーモラスなキャラクターが多くて雰囲気がそこまで暗くならずに展開されているのは良かったです。
登場人物は共通に出てきたサブキャラが個別ルートの話に深く関わっていたりと無駄な人物は居なくてよかったです。最序盤にちょこっと会話に出てきたキャラが終盤に出てきたのはびっくりでした。
ただ、サブキャラは個別ルートで被害者になったり犯人だったりとサブキャラに容赦なかった・・・
えっちシーンについては、メインヒロインだけでなく､サブキャラにもシーンが用意されているのはポイント高かったです。ただ、そんなにエロくは無い事とメインヒロインのシーンは少なめなのは気になりました。
むしろ星狩りや魔女裁判で服を剥いでいくシーンの方がエロかった気がします・・・