全体的にはオーソドックスなキャラゲーでした。
ensembleのお嬢様シリーズということで富裕層独特の陰湿さやお金持ちでは無い
ヒロインとの格差といったストレス要素を身構えましたが、そういった要素は余り
無く、下記の気になった点以外はストレス無く優しい雰囲気のお話でした。
ただ、ストレス要素が無いという事は話の盛り上がりも平坦であまり無いという事
なので、退屈に感じることも多かった。
気になるヒロインがいれば、プレイしてみてもいいかもしれません。
各ヒロインの個別ルートはマネーゲーム要素の多い透子の話が一番楽しめました。
◯気になった点
・主人公について
作中ヒロインに対して誠実な描写が多いけど、問題の解決に自身の財力でゴリ押し
しようとしたり(窘められて翻意しますが)、過去ヒロインとは別のお金に寄って
くる女と流されるままにHした様な描写があったりと芯がなく流されやすい性格に
感じられた事。
・シーンについて
ゴムを使用してる事が多いけど、モザイク越しだと生かゴムか識別できなくて
致した後に気が付く事があったのがなんかもやもやしました。
(よく読んでいないだけかも)
・ライザーの扱い
主人公の両親の事故の真相に関わってそうであり、ヒロインの個別ルートで悪役
として登場するライザーが、尺不足からか対峙してからあっさり撤退するので
扱いが薄いと思いました。
この辺はFDで触れられてます。