雛とちよ子ルートが良かったです。特にちよ子の声はクセになりますね。声を聞くために何度もプレイしたくなります。OPも良いです。しかし一言いいたい。
◇良かった所
・ヒロインみんな可愛い。特に雛とちよ子とウタカタ。
・主人公は最初盗み食いするウタカタを責めてたが、事情を知ってすぐに謝罪した事。
◇悪かった所
・サブヒロインの夏美とサブキャラののぞみ。ネタバレすると、のぞみはもうすぐ死ぬ病気で、のぞみに告白してきた夏美を拒絶します。そして夏美は色々あって最終的に新たな恋を見つけて立ち直ろうとするわけです。はい、もちろんその相手は主人公です。……どうなんでしょうね、これ。夏美はのぞみの病気も何も知らないから、まあフラれた自分を慰めてくれた男に傾くのは悪くないんですがそこに人の生き死にを絡められると正直スッキリしません。かなりモヤモヤします。しかも別にのぞみのこの余命設定、物語上無くても別に問題なくないですか?一体何を思ってこんな気の滅入る重い設定をサブキャラに盛ってきたのか、私には分かりません。
・分からないといえば、ウタカタルートの終盤。まあ元の世界に戻ったわけですが、その辺も描写不足ではないでしょうか。作中の超常現象設定にほとんど絡んでこない雛とちよ子のシナリオはとても面白かったのに、魔法がどうした呪いがどうしたという他のヒロインたちのシナリオは、まとめ切れない設定に足を引っ張られた印象で、個人的にはかなり残念な出来栄えでした。
・いちいちサブシナリオに飛ばないといけないのがめんどくさかったです。