個人的にはハズレ。抜きゲーのわりに大事なところで手抜き多数
長文の上にこき下ろします。不快に思われる方がいたら申し訳ありません。
個人的にかなり期待していた作品。
教師を目指す主人公が学園で臨時講師として働きながら祖父の代わりに喫茶店も経営していくお話。
メインヒロインは3人、サブヒロインは2人、シーン総数は56回。
ノーマルプレイあり、疑似ながらも痴漢プレイあり、3P4Pプレイありとシチュエーションも豊富に揃っていました。
キャラは可愛く塗りも綺麗。重い雰囲気にならない作風はのんびりプレイできる質を持っていたのですが・・・
結論から言うと、はっきり言って期待はずれでした。
以下、不満点を書いて行きます。
まず主人公。
教師になることを夢見て臨時講師として頑張ってるという設定の割には行動や言動が安っぽすぎます。
「むふふ」や「だもんね~」などの軽い言動を繰り返し、さらにこれらの語尾にハートマークが付くケースも多い。
場所を問わずサルになり、次々とヒロイン達に中出しを繰り返す様はおよそ教師を目指している人間には見えませんでした。
いくら抜きゲーとは言え、もう少し説得力のある行動を取ってくれないと主人公に感情移入できません。
それとメインヒロインであるぺるしゃの声優さん。
好きな人には申し訳ないですが、完全にミスキャストだと思います。
何と言うのか、声が太いと言うか間延び感が酷いと言うか・・・とにかく演技臭が物凄い。
Hシーンの喘ぎすら聞くに堪えず、途中からボイスオフにしてしまいました。
ストーリーも選択肢を選びながらぶつ切りの日常を眺めつづけるだけ。
主人公に甘えてくるヒロイン達はとても可愛く描かれていましたが、決して面白いと思える内容ではありませんでした。
さらに、肝心のHシーンは手抜きに見える点多数。
この作品で一番残念だったのは、一枚絵の使い回しが非常に多かったこと。
正確な数は面倒なので数えていませんが、「またこの絵かよ」と思わされたシーンが何回もありました。
この作品はHシーン間に長めのシナリオが挿入されるケースが多いので、抜きゲーの割にちょっとテンポが悪い印象です。
そんな長めのストーリを消化した後、差分とテキストを変えただけの見たことある一枚絵が出てきた瞬間はガッカリ感しかありません。
上に書いたサル脳全開の主人公を延々と見せつけられた後では尚更そう感じてしまいます。
特に酷かったのは、あるヒロインのオナニーシーン。
普通のオナニーとアナルオナニーの絵が同じなのは百歩譲って我慢できます。
しかし、ヒロインの手の位置がどちらのCGでも全く同じだったのは許容できません。
Hシーンに特化すべき抜きゲーでありながら、こういった大事な箇所での手抜きは個人的に大幅減点です。
それとCGも不満。
・フェラシーンなのにペニスに口が届いていない。
・アナルに指を入れたとなっているのに入っていない。
・まだ挿入されていないのに最初から膣口が開いてるCGもある。
など、ここでも手抜きに感じる点多数。
テキストとCGに整合性が無い箇所が非常に多く、一枚絵をいくつも使い回している割には差分が少ないと感じました。
さらに不満だったのは精液描写。
普通のHシーンの場合、
①絶頂フラッシュ ←?
↓
②精液が飛び散る描写。
↓
③精液が付着した事後の描写。
が一般的かと思いますが、この作品の場合「②精液が飛び散る描写」がほとんどのシーンで省略されていました。
こういう何気ないシーンこそ抜きゲーにおいて大切な要素ではないでしょうか。
こんな感じで不満点ばかりが目につきました。
一つ一つの小さな不満がやがて大きな不満になり、もう最後には早く終わらないかなとクリック連打してしまった作品です。
随所に出てくる可愛らしいネコ達やゆったり浸れる世界観など光る点もあったのですが・・・個人的にはハズレ作品でした。